集客に困る人、困らない人のたった1つの違い

WEBマーケティングとセールスライティングを活用して売上アップと労働時間が反比例する仕組みを構築するビジネス仕組み化プロデューサーの小林顕裕です。　

1日でおもしろい体験をしました。そして、改めて、マーケティングや集客で大切なことを感じました。今日は、そんなお話をシェアします。

対照的な二人の話

先日、交流会でお会いした方と1対1で話す機会がありました。で、このお二人がすごく対照的でおもしろくて、、、

お二人とも健康業界の方だったんですが、

• Aさん・・・トレーナー（競合がすごく多い）
• Bさん・・・ヒーラー（競合はそこまで多くない）

という状態でした。

Aさんは起業して約2年くらい、Bさんは起業して3年くらいなので、期間もそこまで変わりません。

じゃあ、AさんとBさん、どちらの方がビジネスがうまくいっているのか？集客が安定しているのか？と聞かれたら、あなたはどっちだと思いますか？

競合が多いAさんか？それとも、競合は少ないBさんか？

少し考えてみてください。

マーケティングもポジショニングも全てはターゲット設定から

結論から言えば、競合が多いAさんはめちゃくちゃビジネスがうまくいっていて、競合が少ないBさんはぜんぜんお客さんが取れていない状況でした。

その理由は何か？というと、Aさんがターゲットがバシッと決まっていて、Bさんはターゲットが決まっていなかったからなんです。

Aさんはトレーナー歴10年以上なんですが、起業当初はダイエットのためのパーソナルトレーナーとして活動していました。

しかし、、、

やっていてもつまらないし、お客さんの獲得にも困っていたし、単価も低いしであまりうまくいかなかったそうです。

そこで、Aさんがターゲットに設定したのが中小企業の経営者。しかも、「経営者のためのパーソナルトレーナー」ではなく、経営者が欲しくなるものは何か？を考えた結果、「ゴルフ専門のパーソナルトレーナー」という肩書きにしたところ、一気に集客ができるようになったそうです。

ちなみにAさんは、この肩書きにした時点では、ゴルフ経験は全くありませんでした。

一方のBさんは、「体の痛みの本質にアプローチします」と交流会でいっても、ぜんぜん反応がなく、3年間で集客できたのはほんと数名。クライアントは知り合いばかりという状態でした。

ターゲットが決まれば集客は難しくない！？

Aさんは、ターゲットが明確になったことで、

• ターゲットが欲しいものは何か？
• ターゲットはどこにいるのか？
• どうやったら成約してくれるのか？

ということが明確になり、交流会なども経営者が集まるもの以外は行かなくなりました。

一方、Bさんは、

「とにかく来てもらえれば効果を実感してもらえる」

といくら伝えても来てもらえないと言っていました。

これ、根本の原因はターゲットが決まってないからです。

結局、どんなにマーケティングを学んでも、ターゲットが決まらなければ活かせません。マーケティングを学ぶと

「ニッチなポジショニングを見つけましょう」

「最適なメディアを探しましょう」

「集客メッセージを作りましょう」

なんて言われますが、結局、大切なのはターゲットです。そして、Aさんのように、あなたの商品・サービスをターゲットようにカスタマイズすることが大切なんですよね。

「いい商品なんだけどな…」

と思っていてもお客さんが来ないなら、まずはターゲットをしっかりと設定してくださいね。